最初にお断りします。この記事は順位をつけません。
当サイトは害獣駆除4社の比較記事、ネズミの比較記事、コウモリの比較記事で、公式サイトに書いてあることを同じ形式で並べるというやり方をとってきました。鳩でも同じです。
このページには広告リンクがあります(鳩110番)。 当サイトが提携しているのは、6社のうち鳩110番の1社だけです。
ボタンの有無は、当サイトの評価ではありません。 提携が成立しているかどうかの違いだけです。この記事の内容を、提携の有無で変えてはいません。 今回は、料金の比較で提携先が不利になります。 そのまま書きます。
確認日:2026年9月30日
確認できたこと
- 自治体は「捕獲許可をもつ専門業者に依頼してください」と案内しています。 それに対して、自社が捕獲許可を持つ、または許可捕獲を行うと書いている会社は、6社中0でした
- 鳩を扱うと公式サイトに明記しているのは、6社中2社でした
- 鳩の料金を金額で出しているのも2社です。22,000円〜(税込)と15,000円〜(税の表記なし)
- 卵やヒナがいる巣の扱いに触れているのは1社だけで、それも記事ページの中でした
- 1社は「巣を撤去し」と書きながら、卵やヒナがいる場合に触れていません
- 法人番号を公開している会社は、6社中0でした
いちばん大きな発見から書きます
鳩の巣は、中に何がいるかで扱いが変わります。
当サイトが43自治体で確認したとおり、卵もヒナもいない空の巣は、誰でも自由に撤去できます。 ところが卵かヒナがいると、鳥獣保護管理法第八条により許可なく撤去できません。
そこで自治体は、住民にこう案内しています。
練馬区「野生鳥獣との接し方」(更新日 2026年8月19日)。
巣立ち前に撤去する場合は、捕獲許可をもつ専門業者に撤去を依頼してください(費用は自己負担です。)。
福岡市の「よくある質問 FAQ」。
① 専門の駆除業者に撤去を依頼する。(駆除業者が「許可捕獲」を行います。) ※費用は自己負担となります。
「捕獲許可をもつ専門業者」「駆除業者が『許可捕獲』を行います」。 行政は、許可を持った業者がいる前提で案内しています。
では、業者はそう書いているのか。6社を調べました。
| 会社 | 自社が捕獲許可を持つと書いているか |
|---|---|
| 鳩110番 | 書いていない |
| 害獣退治屋さん | 書いていない |
| 害獣プロテック | 書いていない |
| 駆除ザウルス | 書いていない |
| ハウスプロテクト | 書いていない |
| 害獣BUZZ | 書いていない |
表は横にスクロールできます。
0社です。
誤解のないように書きます。これは「6社が違法だ」という意味ではありません。 許可を持っていても公式サイトに書いていないだけかもしれませんし、卵やヒナのいない巣だけを扱っているのかもしれません。当サイトが言えるのは、公式サイトから確認できなかった、ということだけです。
ただ、自治体が「許可をもつ業者に」と名指しで求めている条件について、受け手の側が何も書いていない。 これは、依頼する人が自分で聞くしかない、ということを意味します。
「わな猟の狩猟免状」は、鳩の捕獲許可ではありません
3社が、免許や資格の番号を公開していました。 ただし中身を見ると、すべて「わな猟」の狩猟免状です。
- ハウスプロテクト:「わな猟 狩猟免状」として11件の番号
- 害獣プロテック:「わな猟狩猟免状(第05014号、第200003号、第040149201号)」
- 害獣BUZZ:「わな猟 狩猟免状(大わな 第03228号)」
わな猟の狩猟免許は、狩猟のための免許です。 鳥獣保護管理法第九条の「捕獲等の許可」とは別の制度で、許可を出すのは原則として都道府県知事です(条文は鳩と市役所の記事に引用しました)。
番号が並んでいると資格があるように見えますが、鳩の巣から卵やヒナを取り出す許可とは別物です。 ここは読み分けてください。
鳩を扱うと書いているのは、2社でした
「害獣駆除」をうたう会社でも、鳩を扱うとは限りませんでした。
| 会社 | 鳩の記載 |
|---|---|
| 鳩110番 | 鳩専門のサービス。社名が「鳩110番」 |
| 害獣退治屋さん | 料金表に「ハト」の独立項目 |
| 害獣プロテック | 対応害獣の一覧に「害鳥」の一語のみ。施工事例が1件 |
| 駆除ザウルス | 料金表・見積りシミュレーション・サイト内検索のいずれにも鳩なし |
| ハウスプロテクト | サイト全体に「ハト」「鳩」の語なし |
| 害獣BUZZ | サイト全体に「ハト」「鳩」の語なし |
表は横にスクロールできます。
駆除ザウルスは、興味深い形でした。 料金表には動物名が並んでいて、鳥類も1種だけ入っています。
ムクドリ駆除 25,000円~
ムクドリはあって、鳩はありません。 見積りシミュレーションの選択肢も「ネズミ」「ハクビシン」「イタチ」「アライグマ」「コウモリ」「その他・分からない」で、鳩がありません。サイト内検索で「鳩」を調べても0件でした。
当サイトがトップページを直接開いて対応動物の一覧を数えたところ、ハクビシン・イタチ・アライグマ・テン・コウモリ・ネズミ・アナグマ・タヌキ・ムクドリ・トコジラミ・シロアリの11種で、鳩はありませんでした。
害獣プロテックは、判断に迷う形です。 対応害獣の一覧に「害鳥」という語が1つ置かれていますが、リンクも説明もありません。実体が読み取れるのは施工事例1件だけです。
糞の清掃を行いました。へばり付いた糞はなかなかとれません
ハトが好みそうな箇所に剣山を設置しました。これにより建物に寄り付くことを防ぎます
剣山の設置と糞の清掃です。 巣の撤去についての記載は見つかりませんでした。
料金を金額で出しているのも、2社です
ここは、当サイトが提携している会社に不利な事実です。
| 会社 | 鳩の料金 | 税の表記 |
|---|---|---|
| 鳩110番(提携あり) | 22,000円〜(個人・一軒家やマンション等) | 税込 |
| 害獣退治屋さん | 15,000円〜 | 記載なし |
| 害獣プロテック | 記載なし | — |
| 駆除ザウルス | 記載なし(鳩の項目自体がない) | — |
| ハウスプロテクト | 記載なし(動物別の料金表がない) | — |
| 害獣BUZZ | 記載なし(金額表がない) | — |
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当サイトが提携している鳩110番のほうが、7,000円高く見えます。 ただし、比べられる形にはなっていません。
鳩110番は税込と明記しています。害獣退治屋さんは税の表記がありません。 15,000円が税抜なら、税込では16,500円です。それでも鳩110番のほうが高いことは変わりません。
そして両社とも「〜」が付いています。 鳩110番の料金表には、こう注記されています。
※対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
害獣退治屋さんの料金表には、※の注記が見つかりませんでした。
どちらの数字も、実際の請求額ではありません。 見積りを取ってください。
「巣を撤去します」と書きながら、卵とヒナに触れていない会社があります
ここが、当サイトがいちばん気になった点です。
害獣退治屋さんは、鳩の作業をこう説明しています。
ハト駆除は帰巣本能がとても強いので忌避剤をつかい追い払います。追い払い、巣を撤去し、次の巣を作れないようにします。
「巣を撤去し」と書いています。 そして同じサイトの別の場所に、鳥獣保護法についての説明もあります。
知っていますか?鳥獣保護法。鳥獣法の対象となる野生鳥獣は、鳥類及び哺乳類に属するすべての野生生物(ネズミ・モグラ類、海棲哺乳類を含む)です。ほどんどの動物は鳥獣保護法の対象となっており、勝手に駆除をすると罰せられてしまいます。
(「ほどんど」は原文のままです)
法律の名前は出ています。巣を撤去するとも書いています。 それなのに、卵やヒナがいる巣をどうするのかが、どこにも書かれていません。 「卵」「ヒナ」「捕獲許可」の語が、当サイトが読んだ範囲でサイト上に1つもありませんでした。
卵やヒナに触れていたのは、1社だけです。 鳩110番の記事ページです。
鳩に巣を作られてしまったら、まずは巣の中にヒナや卵がないか確認しましょう。もし中にヒナや卵がいる場合は、自分で鳩駆除や巣の撤去は鳥獣保護法によりおこなうことができません。業者に依頼するか、もしくは巣立つまで見守りましょう。
正確です。 ただし、ここは「業者に依頼するか」で止まっていて、その業者が許可を持っているかどうかには触れていません。 そしてこの記述はサービスの案内ページではなく、記事ページの中にあります。サービスのページには「卵」「ヒナ」「許可」の語がありませんでした。
依頼する前に、これは自分で聞いてください。 「巣の中に卵かヒナがあります。御社は許可を取って作業されますか」。この1問です。
保証は全社「最長10年」ですが、中身が違います
6社のうち5社が「最長10年」を掲げていました。 同じ言葉で、意味が違います。
| 会社 | 保証の種類 | 条件の書き方 |
|---|---|---|
| 鳩110番 | 再発保証・修理保証 | 「最長10年の再発保証※や5年または20年の修理保証※」 |
| 害獣プロテック | 破損保証(再発保証ではない) | 「※破損保証には条件があります。詳しくはお問い合わせください。」 |
| 駆除ザウルス | 再発保証 | 対象動物名まで明記(下記) |
| ハウスプロテクト | 再発保証 | 「※保証期間は築年数や施工内容などによって変動します。」 |
| 害獣BUZZ | 再発保証 | 「※保証期間については築年数や施工内容などによって異なりますので、現地調査時にお伝えいたします。」 |
| 害獣退治屋さん | 再発保証 | ※の注記が見つかりませんでした |
表は横にスクロールできます。
害獣プロテックだけ、種類が違います。 再発したときの保証ではなく、施工した箇所が壊れたときの保証です。
弊社施工箇所が破損した場合、保証期間内であれば無償対応ですぐに駆けつけますのでご安心ください♪
条件をいちばん具体的に書いているのは、駆除ザウルスでした。
※イタチ、テン、ネズミ、コウモリ、ムクドリ、トコジラミ、シロアリは最長5年の保証期間となります。
動物名を挙げて、10年ではなく5年だと書いています。 ここに鳩の名前はありませんが、そもそも鳩を扱っていないので、対象にも対象外にも出てきません。
鳩110番の※の中身も書いておきます。
※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
対応エリアの示し方が、3通りに分かれました
| 会社 | 対応エリアの書き方 |
|---|---|
| 鳩110番 | 47都道府県すべてを列挙 |
| 害獣プロテック | 29都府県を列挙 |
| 害獣退治屋さん | 29都府県を列挙(北海道・中国・四国・九州を含まない) |
| ハウスプロテクト | 32都府県を列挙。東京都は市区町村まで |
| 駆除ザウルス | 「全国対応(北海道、沖縄県、一部地域除く)」という包括表現のみ |
| 害獣BUZZ | 地図の画像だけで、都道府県名の一覧がありません |
表は横にスクロールできます。
当サイトは広告の並び順を、対応エリアの広い順にしています。 報酬順にはしません。鳩の記事で広告が1本なのは、提携している会社が1社しかないからです。
害獣BUZZは、文字として読める都道府県の一覧がありません。 自分の住所が対象かどうかを、サイトから判断できません。
害獣退治屋さんには、別の食い違いがありました。 本体のトップページは29都府県を列挙していますが、別に用意されているランディングページでは「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県」の4都県と読めました。どちらが現在の範囲かは、当サイトには判断できません。
運営会社の開示度
法人番号を公開している会社は、6社中0でした。
| 会社 | 運営会社 | 代表者名 | 設立年 | 法人番号 |
|---|---|---|---|---|
| 鳩110番 | シェアリングテクノロジー株式会社(東証上場・証券コード3989) | — | — | 公式サイトには記載なし |
| 駆除ザウルス | 5社(コーテッツほか) | 西岡 徹也(5社とも) | 公開あり(2006〜2011年) | 記載なし |
| 害獣BUZZ | 株式会社リブシー(販売会社) | 金谷 康生 | 記載なし | 記載なし |
| ハウスプロテクト | 株式会社GROWTH | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 害獣プロテック | 株式会社花光・株式会社廣光の2社 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 害獣退治屋さん | 株式会社ON | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
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鳩110番は、上場企業であることを公式サイトに書いています。
鳩110番は、東証上場企業が運営しております。 (証券コード: 3989)
当サイトは、以前シェアリングテクノロジー株式会社の法人番号(2180001061708)をgBizINFOで確認しています。 ただし公式サイトに法人番号が書かれているわけではありません。
代表者名と設立年を両方公開しているのは、駆除ザウルスだけでした。5社の代表取締役がいずれも西岡徹也氏で、設立年も各社記載されています。
この記事が書けなかったこと
- 各社が実際に捕獲許可を取っているかどうか。 公式サイトから確認できなかった、というだけです
- 実際の施工価格。 2社が「〜円から」を出していますが、どちらも実際の請求額ではありません
- 加盟店の名前。 鳩110番は紹介サービスなので、実際に来るのは加盟している別の会社です。その名前は公開されていません
- 作業の質。 当サイトはどの会社にも依頼していません
- 口コミの真偽。 各社が自社サイトに載せている声は、検証していません
- 害獣退治屋さんの対応エリアがどちらなのか。 トップページとランディングページで食い違っています
- 鳩を扱わない4社が、実際には受けてくれるかどうか。 電話で聞けば受けるかもしれません。書いていない、というだけです