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どこまでやったら、
終わりなのか。

国が3段階で決めています。判定は、A4の黒い紙です。

この記事でわかること

  1. 終わりの基準がある

    厚生労働省が許容水準・警戒水準・措置水準の3段階で決めています。

  2. A4の黒い紙で判定

    天井の点検口に1~2週間置いて、跡がつかなければ発生なしとされています。

  3. 餌を置くと逆効果

    東京都は、粘着トラップに餌を置くと逆効果になる理由まで書いています。

目次

最初にお断りします。この記事は、国と自治体の公式資料に書いてあることだけを載せます。

当サイトは駆除をしていません。商品を試してもいません。 ですから「このシートはよく捕れた」といった体験談は書けません。書けるのは、行政が公表している手順と基準だけです。すべて出典を付けるので、同じ手順で確かめられます。

この記事に広告リンクはありません。 広告リンクを載せる場合は必ず明記します。

確認日:2026年9月11日

確認できたこと

  • 「どこまでやったら終わりか」を、厚生労働省が決めています。 許容水準・警戒水準・措置水準の3段階です
  • ネズミについては、具体的な判定項目まで決まっています
  • 判定の道具は、A4の黒い紙です。 天井の点検口に1~2週間置きます
  • 無毒餌を使う方法もあります。 1か所10g、10㎡に1個
  • 国は「生息密度が0になることを目指すな」と書いています
  • 粘着シートに餌を置くと逆効果です。 東京都が理由まで書いています
  • 並べ方は2通りあり、捕れなければ逆にします(東京都)
  • 枚数の目安を書いた自治体は、30件中1件だけでした(渋谷区「4、5枚」)
  • 最低3日は動かさない(東京都・船橋市)
  • かかった後の処理を書いた資料は、30件中3件だけ。袋の指定もダニの注意もありませんでした
  • 屋外に置くなと書いたのは1件だけです(新宿区)
  • クマネズミには効きにくいと、千代田区が書いています

順番が決まっています

自分でやる場合、何から手を付けるか。

厚生労働省の「建築物環境衛生維持管理要領」(平成20年1月25日)に、防除法の順番が書かれています。

ア 人や環境に対する影響を可能な限り少なくするよう配慮すること。 イ まずは、発生源対策、侵入防止対策等を行うこと。 ウ 有効かつ適切な防除法を組み合わせて実施すること。 エ 食毒剤(毒餌剤)の使用に当たっては、誤食防止を図るとともに、防除作業終了後、直ちに回収すること。 オ 薬剤散布後、一定時間入室を禁じて、換気を行う等利用者の安全を確保すること。

「まずは、発生源対策、侵入防止対策等を行うこと。」 餌を断つ。入口を塞ぐ。それが先です。

罠も毒えさも、この後に来ます。

国民生活センターに、この順番が逆だった相談事例があります。別業者が見て「ホームセンターで売っている粘着シートを数枚引いてあるだけ」と言った、という記録です。詳しくはネズミ駆除の相場が、どこにも書いていない理由に原文を載せました。

塞ぐ手順は天井裏でネズミの音がするに、墨田区の6段階と東京都の「1.25cm」をまとめています。いきなり全部ふさぐと、中で死にます。

国は「ゼロを目指すな」と書いています

ここは、自分でやる人にいちばん効く一文だと思います。

厚生労働省の「建築物における維持管理マニュアル」(平成20年1月/建築物環境衛生維持管理要領等検討委員会)の第6章に、こうあります。

ねずみ・害虫対策で生息密度が0になることを目指すのは、僅かな発生場所や潜伏場所の見落とし、対策後の防除対象区域外からの侵入等、防除を請け負う側にとっては継続した防除活動が必要になるなど、経済的、精神的な負担が大きい。

「経済的、精神的な負担が大きい」。 国の文書に、そう書かれています。

だから水準を決めます。 ゼロではなく、許容できる状態を目標にする、という考え方です。

終わりの基準は、3段階で決まっています

同じ資料に、3つの水準の定義があります。

①「許容水準」:環境衛生上、良好な状態をいう。 ②「警戒水準」:放置すると今後、問題になる可能性がある状況をいう。 ③「措置水準」:ねずみや害虫の発生や目撃をすることが多く、すぐに防除作業が必要な状況をいう。

水準状態やること
許容水準環境衛生上、良好定期的な調査を継続する
警戒水準放置すると今後、問題になる可能性がある整理・整頓・清掃など環境整備の状況を見直す
措置水準発生や目撃が多く、すぐに防除作業が必要環境的対策と同時に、薬剤や器具を使った防除作業

表は横にスクロールできます。

警戒水準については、続きも書かれています。

①警戒水準値に該当する区域では整理、整頓、清掃など環境整備の状況を見直すことが必要である。また、整備を行うにもかかわらず、毎回、発生する場所では、管理者や利用者の了解を得て、人などへの影響がないことを確認した上で、掲示をして、毒餌などを中心に薬剤処理を行う。

警戒水準でやることの第一は、掃除です。 毒えさは「整備を行うにもかかわらず、毎回、発生する場所」で出てきます。

ネズミについては、判定項目まで決まっています

同じ資料の「3.IPM実施モデル」の「1)ネズミ」に、具体的な基準があります。

許容水準

①生きた個体が確認されないこと。 ②配置した無毒餌が喫食されないこと。 ③天井の出入り口に配置した黒紙に足跡や囓り跡が付かないこと。

警戒水準

①生きた個体が確認されないこと。 ②無毒餌の喫食、配置した黒紙に足跡や囓り跡のどちらか一方が確認される。

措置水準

①生きた個体が確認される。 ②食品や家具・什器等に咬害が見られる。 ③無毒餌の喫食、配置した黒紙に足跡や囓り跡の両方が確認される。

3つの道具で判定します。 目で見る。無毒餌。黒い紙。

(許容水準の①と警戒水準の①は、どちらも「生きた個体が確認されないこと。」で同じ文です。原文のままです。 2つを分けているのは②以降になります。)

判定のしかたが、そのまま書かれています

この資料の「(1)生息調査」に、3つの方法が並んでいます。

(ⅰ)目視による証跡調査

見るものが列挙されています。

新しい糞、尿によるシミ、足跡、囓り跡、ラブサイン(こすり跡)、鳴き声、侵入場所(穴)、営巣場所

「新しい」糞です。 古い糞が残っているだけかもしれません。

東京都の指針も、同じことを「ラットサイン」と呼んでいます。

ねずみは活動に伴ってさまざまな証拠(ラットサイン)を残すため、これらの証拠から、活動の場所や侵入経路を確認することができる

その種類は、こう書かれています。

音、齧り跡、糞、足跡、からだのこすり跡などである

(ⅱ)無毒餌による喫食調査

就業時間終了後、1か所あたり10gの餌を餌皿に入れて、対象区域に10㎡に1個程度配置する。

毒の入っていない餌を置いて、食べられるかどうかを見ます。 1か所10g、10㎡に1個

ビル向けの数字ですが、考え方は家でも同じです。 10㎡は、だいたい6畳です。

(ⅲ)黒紙設置による調査

これが、いちばん使える方法だと思います。

天井の点検口などを開けて、A4版程度の大きさの黒い紙を配置し、足跡が付くかどうかを調査する。1~2週間配置し、それまでに跡がつかなければ発生なしとする。

A4の黒い紙を、天井の点検口に置く。1~2週間。跡がつかなければ発生なし。

道具はA4の黒い紙だけです。 費用はほとんどかかりません。そして、終わったかどうかを自分で判定できます。

塞いだあとに、これをやってください。 音が止まったから終わり、ではなく、紙に跡がつかないことを確かめるほうが確かです。

なお、調査の頻度についても書かれています。

施行規則及び告示に基づき、6か月以内に一度、発生の多い場所では2か月以内に一度、定期的な調査を継続する。

6か月に1回。出るところは2か月に1回。 これは特定建築物(延べ面積3,000平方メートル以上のビルなど)に義務づけられた頻度です。個人の家に義務はありませんが、間隔の目安にはなります。

粘着シートは、原理から書かれています

東京都の指針に、なぜ捕れるのかが書かれています。

粘着トラップの原理は、活発に活動しているねずみが粘着物に不用意に足をとられ、粘着版に貼りつく効果を利用したものである。 従って、掛かるときのねずみの動きが活発なほど、貼りつく体表面積が大きくなり効果的である。

「不用意に足をとられ」。 走っているところを、うっかり踏ませる道具です。

だから、餌を置くと逆効果になります。

一方、粘着トラップに餌を置くと、ねずみの活動のスピードが弱まるため貼りつく体表面積が少なくなるため(足先だけ)、逃げられやすくなり逆効果である。

立ち止まると、足先しか付かない。 そして逃げられます。

墨田区も同じことを、別の言い方で書いています。

粘着シートは、あわてて逃げたネズミが誤って踏むことでかかる場合がほとんどです。シートの上にエサを置くと立ち止まって、かえってかからなくなります。ハウス型は捕獲率が低く、また、安価なものは粘着剤の量が少ないので、逃げられやすいと言われています。

「ハウス型は捕獲率が低く」「安価なものは粘着剤の量が少ない」。 当サイトが調べた中で、商品の選び方に踏み込んだ行政の記述は、これだけでした。

餌を置くなと書いている自治体は、ほかにもあります。 東京都・墨田区・東京都多摩府中保健所・大阪市旭区・船橋市の記述を確認しました。共通しています。

並べ方は2通り。捕れなければ逆にします

効果的な使用方法は、下の写真のように、ねずみがよく通る通路全体に複数枚配置することである。 その際、並べ方は規則正しく並べる方法(写真10)と、ランダムに並べる方法(写真11)があり、どちらかを選択し、捕獲できなければ逆の方法をとる。 また、大型のねずみの場合、トラップの設置が少ないと逃げられることがあるので、捕獲できないときはトラップの配置枚数を増やしてみることも必要である(写真12,13)。

規則正しく並べる。だめならランダムにする。 逆でも同じです。そして枚数を増やす。

枚数を書いた自治体は、1件だけでした

30件の行政資料を調べました。枚数に触れていたのは14件ですが、具体的な数字を書いていたのは1件だけです。

渋谷区です。

粘着シートは、ネズミが出没しやすい台所やネズミが頻繁に行動していると思われる黒い汚れ(ラットサイン)の付いた壁際に、4、5枚をつなげて置きます。

「4、5枚をつなげて」。 これが、当サイトが見つけた唯一の数字です。

ほかは、こう書かれています。

発行者記載
厚生労働省「a)できるだけ多く配置する。」
東京都「ねずみがよく通る通路全体に複数枚配置することである。」
台東区「ねずみのフンが落ちている場所や、通り道となりそうな壁際に出来るだけ多く隙間なく設置してください。」
葛飾区「枚数も1枚より2枚と、数が多いほうがかかりやすくなります。」
江東区「複数枚つなげて、大規模に敷きつめると効果的です。」
荒川区「ネズミがよく活動する場所や通り道付近の壁際にできるだけ数多く仕掛けます。」
船橋市「ねずみの通路になっている場所(壁ぎわ、天井裏等)に、できるだけ多くの枚数を敷き詰めて設置します。」

表は横にスクロールできます。

「隙間なく」「敷き詰めて」。 1枚2枚の話ではありません。

通路を狭くする、という工夫

葛飾区が、置き方の工夫を書いています。

また、ねずみがよく通る通路の脇に障害物を置き、通路幅を狭くし、粘着シートの上を通るように設置するとより効果的です。

避けて通れないようにする。 これも当サイトが見つけた中では葛飾区だけでした。

葛飾区は、点検についても書いています。

毒えさ(殺そ剤)も粘着板(粘着シート)も必ず点検できる場所においてください。

最低3日は動かさない

配置は頻繁に変えないことが大事です(最低3日間は変えない)。

東京都の「都民のためのねずみ防除読本」(平成24年4月発行の版)です。船橋市も同じことを書いています。

最低3日以上は場所を変えないようにしましょう。ねずみが警戒して近づかなくなってしまいます。

捕れないからといって、毎日動かさない。 警戒されます。

警戒心を解く方法

新宿区が、いちばん具体的でした。

ねずみは警戒心が強いため、見慣れないものには近寄らないことがあります。まずは閉じた状態でよく出る場所に数日間設置し、安全に通れる場所だと認識させましょう。

閉じたまま数日置いて、慣れさせる。 それから開きます。

そして、日々の運用も書かれています。

ねずみは夜行性のため、寝る前に粘着面を上にしてシートを開き、翌朝確認しましょう。かかっていなければ一度閉じて、寝る前に再度開きましょう。

夜開けて、朝閉じる。 同じ手法は、東京都の読本(平成24年4月発行の版)にも書かれていました。

最初はトラップの粘着面を露出しない状態で置いておき、ねずみがその存在に慣れたところで粘着面を露出させて置くと、捕獲できることがあります。

この「慣らし」を書いていたのは、30件中2件だけでした。

濡れているとかかりません

発行者記載
厚生労働省「b)床が油や水で濡れている場所は、配置を避けるか清掃してから設置する。」
中野区「油や水で足が汚れているとかからない。」
足立区「粘着部分にほこりや水が付着すると捕獲率が低くなります。」
杉並区「粘着部分に水分やほこりが付くと効果が薄れます。」
荒川区「バネ式やカゴ式は水に濡れた場所でも有効ですが、粘着式は乾いた場所か、濡れているときは雑巾で拭いてから仕掛けます。」

表は横にスクロールできます。

台所や水回りは、拭いてから置きます。

行政も書いていないことがあります

30件を調べて、空白がはっきりしました。

項目書いていた資料
かかった後の処理3件(いずれも「速やかに処分」程度)
ごみの分別・袋の指定0件
ダニ・ノミへの注意(粘着シートについて)0件
屋外に置かないこと1件
子ども・ペットへの注意(粘着シートについて)0件

表は横にスクロールできます。

屋外について書いていた1件が、新宿区です。

雨風で粘着力が弱まったり、野鳥等が誤ってかかる可能性があるため、屋内で使用してください。

野鳥がかかります。 これに触れていたのも新宿区だけでした。

処理については、この程度です。

自治体記載
新宿区「かかった場合はそのままにせず、速やかに回収し、処分しましょう。」
葛飾区「また、ねずみがかかった場合、または死んでいたねずみを見つけた場合はすぐに処分しましょう。」
江東区「ねずみの死骸の処理については、江東区清掃事務所にご相談ください。」

表は横にスクロールできます。

当サイトは、袋の種類やごみの区分を補いません。 見つけられなかったからです。お住まいの自治体の清掃担当に聞いてください。 江東区が「清掃事務所にご相談ください」と書いているのは、そういう意味だと思います。

ダニについては、別の文脈で書いている自治体があります。 新宿区は「ねずみが行動していた場所、死骸とその付近、巣とその周辺にはイエダニやノミが生息していますので、必ず殺虫剤を撒いてください。」、市川市は「ネズミの死骸は、寄生していたダニやノミが出ていくため、周囲に殺虫剤を吹きかけてから素手で直接触れないようにして袋に入れ」と書いています。素手で触らないでください。

効かないことがあります

千代田区が、はっきり書いています。

殺鼠剤や粘着シートは、警戒心の強いクマネズミに対してあまり有効ではありません。

そして東京都の住宅地で多いのは、そのクマネズミです。 見分け方はネズミの種類の見分け方にまとめました。尾が胴より長ければクマネズミです。

ほかにも、限界を書いた自治体があります。

自治体記載
港区「殺鼠剤や粘着板による駆除を行っても、十分な効果が得られない可能性があります。」
小平市「(注)市販されている粘着シートや殺そ剤などは、ある程度の効果はありますが、侵入経路などの環境整備を行わないとまた別のねずみが、侵入してきてしまいます。」
練馬区「殺そ剤や粘着板に、忌避効果や侵入予防効果はありません。」
江東区「なお、粘着シートに捕まった姿を仲間が見ると、警戒されてしまうので、定期的に交換してください。」

表は横にスクロールできます。

「また別のねずみが、侵入してきてしまいます」(小平市)。 捕るだけでは終わらない、ということです。

毒えさについては殺鼠剤は、なぜ普通に買えるのかに、成分と使う時期をまとめました。使うなら冬です。 忌避剤と超音波についてはネズミの忌避剤とハッカ油は効くのかに書きました。

なお、忌避剤と粘着シートの併用については、自治体の指導が割れています。 新宿区は「ねずみが近寄らなくなるため、シートに忌避剤を噴霧したり、殺そ剤を設置したりしないでください。」、足立区は「忌避剤と併用すると効果がある場合もあります。」。逆のことが書かれています。 当サイトは、どちらが正しいかを判定しません。

自分でやらないほうがいい範囲

東京都が、業者を選択肢として挙げている場面があります。

高所のため危険であったり、広範囲にわたって塞ぐ必要があるなどの場合は、専門の業者に頼む手もある。

東京都多摩府中保健所のパンフレットにも、同じ趣旨があります。

天井裏や高所などの危険な場所については、専門業者に依頼したほうがよい場合もあります。

天井裏と高所です。 判定のための黒紙を置くだけでも、点検口に上がる必要があります。無理はしないでください。

集合住宅も、自分だけでは終わりません。 東京都は「マンションの場合は管理組合が主体となって対策をとることが肝要である」と書いています。詳しくはマンションでネズミが出たら、誰が何をするのかに、費用の出どころとあわせてまとめました。

当サイトは、どの業者がいいかを判断しません。 公表情報を同じ形式で並べた記事は作りました。ネズミ駆除の業者を、公表情報だけで4社くらべたに、保証年数と料金の記載を載せています。その記事には広告リンクがあります。

依頼するなら、この記事で書いた「効果判定」を見積もりに入れてもらってください。 東京都は管理組合に向けて「仕様書には効果判定を含める」と書いています。やって終わりではなく、効いたかどうかを確かめる項目です。

この記事が書けなかったこと

  • 粘着シートにかかったネズミの、具体的な処分方法。 30件調べて、袋の指定もごみの区分も見つけられませんでした
  • 家庭で黒紙調査をする場合の枚数と置き場所。 国の資料はビルを想定しています
  • 生きたままかかった場合の扱い。 公的な記述を見つけられませんでした
  • 粘着シートの子ども・ペットへの注意。 30件中0件でした
  • 「効果判定」という語の定義。 東京都の資料に語は出てきますが、何をどう判定するかの定義文は見つけられませんでした
  • 東京都の防除目標に、数値基準はありませんでした。 「ねずみが目撃されないか被害のないレベルを維持する」という定性的な記述だけです
  • 「都民のためのねずみ防除読本」の最新版(令和7年12月発行)の本文。 PDFが読み取れず、この記事では平成24年4月発行の版から引用しました。最新版で文言が変わっている可能性があります
  • 忌避剤と粘着シートを併用してよいか。 新宿区と足立区で指導が逆でした

今日からできること

  • 先に、餌と水を片づける。 国の要領は「まずは、発生源対策、侵入防止対策等を行うこと。」です
  • 新しい糞を探す。 古い糞が残っているだけかもしれません
  • ラットサインを見る。 音・齧り跡・糞・足跡・こすり跡です(東京都)
  • 粘着シートに餌を置かない。 立ち止まると足先しか付きません(東京都)
  • 壁際に、隙間なく並べる。 渋谷区は「4、5枚をつなげて」と書いています
  • 通路の脇に物を置いて、道幅を狭くする。(葛飾区)
  • 濡れた床は拭いてから置く。(厚生労働省ほか4自治体)
  • 閉じたまま数日置いて、慣れさせてから開く。(新宿区)
  • 最低3日は動かさない。(東京都・船橋市)
  • 捕れなければ、並べ方を逆にする。それでも捕れなければ枚数を増やす。(東京都)
  • 屋外には置かない。 野鳥がかかります(新宿区)
  • 素手で触らない。 ダニとノミが出ていきます(新宿区・市川市)
  • 終わりはA4の黒い紙で判定する。 1~2週間、跡がつかなければ発生なしです(厚生労働省)
  • ゼロを目指さない。 国が「負担が大きい」と書いています
  • 高所と天井裏は無理をしない。 東京都が業者を選択肢に挙げています

出典

  • 厚生労働省「建築物における維持管理マニュアル」第6章 ねずみ等の防除 ― IPM(総合的有害生物管理)の施工方法 ―(平成20年1月/建築物環境衛生維持管理要領等検討委員会/2026年9月11日確認)
  • 厚生労働省「建築物環境衛生維持管理要領」(平成20年1月25日 健発第0125001号「建築物における衛生的環境の維持管理について」別添/2026年9月11日確認)
  • 東京都「東京都ねずみ防除指針」第三部 Ⅰ 防除の基本(平成17年2月発行/現在の掲載は東京都保健医療局/2026年9月11日確認)
  • 東京都「<資料>行政担当者のための ねずみについてよくある質問&回答集」(『東京都ねずみ防除指針』所収/2026年9月11日確認)
  • 東京都「都民のためのねずみ防除読本」(平成24年4月発行の版/2026年9月11日確認。現在の掲載ページは令和7年12月発行の版にリンクしています)
  • 東京都多摩府中保健所「クマネズミ」パンフレット(平成21年1月/2026年9月11日確認)
  • 千代田区「ねずみの種類・特徴と対策」(更新日 2026年6月5日/2026年9月11日確認)
  • 新宿区「ねずみにお困りの方へ」(最終更新日 2024年1月16日/2026年9月11日確認)
  • 墨田区「ネズミの防除」(更新日 2024年8月23日/2026年9月11日確認)
  • 江東区「ねずみの防除について」(更新日 2025年6月26日/2026年9月11日確認)
  • 台東区「ねずみの防除」(更新日 2025年7月1日/2026年9月11日確認)
  • 中野区「ネズミの被害にご注意を」(2026年8月26日/2026年9月11日確認)
  • 杉並区「ねずみ」(更新日 2024年3月21日/2026年9月11日確認)
  • 荒川区「ネズミの上手な退治法」(更新日 2021年1月26日/2026年9月11日確認)
  • 渋谷区「ネズミの習性と防除法」(更新日 2023年3月17日/2026年9月11日確認)
  • 葛飾区「ねずみ駆除の手引き」(令和7年6月9日/2026年9月11日確認)
  • 足立区「ねずみの被害にご注意を」(更新日 2025年7月15日/2026年9月11日確認)
  • 港区「屋内のねずみ対策」(更新日 2026年7月22日/2026年9月11日確認)
  • 練馬区「ねずみの被害を防ぎましょう」(更新日 2026年2月10日/2026年9月11日確認)
  • 小平市「ねずみの防除」(2026年5月16日/2026年9月11日確認)
  • 市川市「ネズミについて」(生活環境保全課/更新日 2026年5月26日/2026年9月11日確認)
  • 船橋市「ねずみ対策」(令和6年3月29日/2026年9月11日確認)
  • そのほか、粘着シートについての記述を確認した資料:東京都西多摩保健所、豊島区、世田谷区、文京区、大田区、横浜市港北区、大阪市此花区、大阪市旭区、静岡市、札幌市、川崎市、愛知県(いずれも2026年9月11日確認。合計30件)

引用はすべて、各資料に表示されている文をそのまま載せています。東京都の指針は「粘着版」、葛飾区は「粘着板」と表記が異なります。 これも表示されているとおりに写しました。厚生労働省のマニュアルは、生息密度の「0」が全角で、調査方法の数字は半角です。 そのまま載せています。

この記事に誤りを見つけた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ、記事内に訂正を追記します。

国の資料は平成20年1月のものです。 東京都の指針は平成17年2月発行です。制度も資料も変わります。薬剤や器具は、製品の説明書に従って使用してください。 自治体の制度は、必ずお住まいの自治体でご確認ください。

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